生活保護費を不正受給 容疑の暴力団員を再逮捕 「破門されて、暴力団員ではない」と否認

浦賀警察署

 浦賀署は26日、詐欺の疑いで横浜市旭区左近山、指定暴力団稲川会系幹部の無職の男(58)を再逮捕した。

 逮捕容疑は2020年7月14日ごろ、横須賀市福祉事務所に対し、暴力団員であることを隠して、うその申請書を出し、同年7月から22年3月まで、生活保護費約224万円をだまし取ったほか、医療費約345万円を不正に支払わせたとしている。「申請時は破門されており、暴力団員ではなかった」と容疑を否認しているという。

 男は横浜市内で国産スポーツカーを盗もうとした窃盗未遂容疑で9月、県警捜査3課などに逮捕されていた。

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