男女4人が食中毒、焼き鳥店で夕食…3日ほど経って発熱など症状 カンピロバクター検出、営業停止に

川越の焼き鳥店で4人食中毒

 埼玉県川越市は26日、同市脇田町の焼き鳥店「鶏ジロー川越東口店」で飲食した4人が下痢や発熱などの症状を訴え、食中毒と断定された、と発表した。

 市食品・環境衛生課によると、食中毒になったのは同店で14日午後7時ごろに飲食したいずれも20代の職場の同僚5人のうち、吉川市と川越市に住む男性3人、女性1人の計4人。21日、このうち1人から市保健所に「18日午前8時ごろから下痢の症状が出た」との電話連絡があり、調査したところ、17日以降に4人が同様の症状を訴えていたことが分かったという。うち、3人の便から食中毒を引き起こすカンピロバクターが検出された。

 市は同店を26日から5日間の営業停止処分にした。4人の症状は快方に向かっているという。

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