長崎ヴェルカ、連敗ストップ 奈良に100-82 バスケットB2

【長崎―奈良】第3クオーター3分、ヴェルカの松本が相手のパスを防ぐ=県立総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)第5節は26日、長崎市の県立総合体育館などで7試合が行われ、長崎ヴェルカは奈良に100-82で快勝した。通算は6勝3敗となり、西地区の2位に浮上した。
 ヴェルカは第1クオーター序盤から、ヘディング、タリキら4人で7本の3点シュートを決めるなど、持ち味の速いテンポから得点を重ねた。25-22で入った第2クオーターはアギラールが4試合ぶりにコートに立つと、リバウンドが安定。ギブスを起点にした連係プレーなどで着実に加点して、48-32とリードを広げた。
 第3クオーターはボンズの13得点をはじめ、攻撃が活性化。終了間際に野口も外角シュートで続き、一気に23点差をつけた。第4クオーターは86-61の3分から奈良に12点連取される場面もあったが、直後に狩俣が外角シュートを決めて悪い流れを断ち切ると、9分にはボンズのシュートで今季2度目となる100得点に乗せ、粘る奈良を振り切った。
 29~31日は天皇杯全日本選手権3次ラウンドが各地で開催され、ここから1部(B1)、B2のクラブが参戦。ヴェルカは29日、津市のサオリーナで現在B2西地区で首位を走る愛媛との1回戦に臨む。


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