全国高校サッカー長崎県大会開幕 大村など初戦突破

(写真上から)【1回戦、大村―西海学園】前半2分、CKからシュートを狙う大村のMF三村(右端)、【1回戦、大村工―長崎西】前半36分、中盤で激しく競り合う大村工のMF後山(左)と長崎西のMF榮=大村市古賀島スポーツ広場

 サッカーの第101回全国高校選手権県大会は22日、大村市古賀島スポーツ広場など各地で開幕した。第1日は1回戦8試合が行われ、大村、大村工、長崎明誠などが初戦を突破した。
 大村-西海学園は、西海学園が後半4、5分の連続得点で2点を先行した。大村も11分にCKのこぼれ球をMF三村が拾ってゴールを奪うと、24分に速攻からMF髙栁が決め、試合は2-2のままPK戦へ。先蹴りの西海学園が1人目と5人目が失敗したのに対して、大村は4人目までが全員成功した。
 大村工-長崎西もスコアレスのままPK戦に突入。大村工は1人目が失敗したが、GK出口のセーブなどで盛り返し、サドンデスの9人目を出口が再度防いで勝負を決めた。
 このほか、長崎明誠はMF森田のダブルハットトリックなどで、佐世保南に8-0で大勝。長崎北陽台は猶興館を4-1で退けた。
 第2日は23日、各地で2回戦8試合を実施する。


© 株式会社長崎新聞社