関川河川敷のコスモス見頃 市民ら散策楽しむ 週末はキッチンカーも出店

 上越市塩屋新田の関川右岸河川敷でコスモスが見頃を迎えている。見頃は11月初旬まで。多くの市民に訪れてほしいと、期間中の週末はキッチンカーが出店する。

見頃を迎えた河川敷のコスモス。園児や家族連れらが散策を楽しんでいる(26日)

 コスモスの植栽は、河川の美化活動に取り組むNPO法人徳合ふるさとの会(塚越秋三代表)と、同団体が事務局を務めるボランティアサポートプログラム「リバーサイド夢物語」が取り組み、今年で22年目。例年、近隣の小学校や事業所が種まきに協力している。
 関川大橋を挟んだ上流から下流まで約1キロ、5ヘクタールにわたり植えられたコスモスは約100万本。風に揺れ、赤や白、ピンクなど色とりどりの花を咲かせている。
 26日は、午前中から澄んだ秋空が広がり、近所の幼稚園児や家族連れらが散策に訪れた。「きれいだね」とはしゃいだり、花を背景に写真を撮ったりしていた。
 生後4カ月の子どもを連れた同市大豆1の女性(29)は「川と山を背景にコスモスが咲く景色は、上越らしくてきれい」と話していた。
 同会の塚越代表(68)は「日本一のお花畑を目指し、来年はさらに3ヘクタールを拡張予定。水辺の美しい景色を見てほしい」と市民の来場を願う。
 キッチンカーは、同市下門前のトラットリアラ・ペントラッチャが出店。29、30日と11月3、5、6日のいずれも午前11時から午後3時まで。雨天中止。会場には特設駐車場への案内看板がある。

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