文部科学省が27日公表した2021年度の問題行動・不登校調査で、岡山県内の小中高校生の不登校は前年度から656人増の4130人と過去最多を更新した。いじめの認知件数もこれまでで最も多い6085件(前年度3072件)となった。
岡山県教委は不登校の増加について「新型コロナウイルス禍で生活リズムが乱れやすくなったことが影響した」としている。千人当たりでは3.4人増の20.7人で全国平均(23.6人)は下回った。
いじめの認知件数を校種別に見ると、小学校が2217件増の4094件。中学校が763件増の1538件だった。
広島県は不登校が7246人、小中学校のいじめは5542件。香川県は不登校が1866人で、小中のいじめが3411件だった。