〈2022妙高市長選〉期日前投票 前回を上回り推移 初の「移動号」活用も 市選管

 新人2氏が立候補している妙高市長選(30日投開票)で、期日前投票が24日から行われている。市選挙管理委員会によると、26日までに2663人が投票を済ませた。開始から3日間の段階で前回市長選の2倍となっている。

移動窓口号による期日前投票所。有権者が1票を投じた(25日、妙高市上馬場)

 期日前投票所は市内3カ所(市役所、妙高保健センター、妙高高原メッセ)に開設されている。それに加え、市選管は25、26の両日、車(市役所移動窓口号)を活用した移動期日前投票所を新井南部地域に。全選挙を通じて初めてで、屋外の12カ所に30分ずつ、順次開設した。
 車の荷台スペースに投票箱、そばに記載台を設置し、本人確認で市役所とのオンラインを活用。投票は通常の流れで行われた。
 投票を済ませた60代女性は「30日に予定があるので助かった」と話した。
 新井南部地域は、29日まで開設の期日前投票所から距離が離れている。
 2663人は選挙人名簿登録者数の1割に当たる。

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