V王手のJ1横浜M、宮市がお膝元の新横浜で応援呼びかけ ラーメン博物館など訪問

新横浜ラーメン博物館で共闘を呼びかける横浜Mの宮市=横浜市港北区

 3年ぶりのリーグ制覇に王手をかけているJ1横浜MのFW宮市亮(29)が27日、本拠地の日産スタジアム最寄りの新横浜駅周辺でファンらに共闘を呼びかけた。浦和とのホーム最終戦(29日・同スタジアム)で今季最多の5万人超の集客を目指すPRの一環。

 宮市は7月に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負い、現在リハビリ中。お膝元での盛り上げ役を買って出たストライカーは「新横浜でみんなが盛り上がってくれることが何より。一人でも多くのお客さんに入ってもらいたい」と期待した。

 JR新横浜駅構内に設置された順位表広告の前では酒井英樹駅長と記念撮影し、「(浦和戦は)優勝が懸かったすごく大きな戦いになる。一丸となって応援して」とあいさつ。その後は、クラブのマスコットキャラクター「マリノスケ」と地元の金融機関や新横浜ラーメン博物館を訪問した。

 チームは現在2連敗中で、残り2戦で2位川崎に勝ち点2差に迫られている。29日のホーム最終戦では横浜Mが勝ち、川崎が同日の試合で引き分けるか敗れるとリーグ制覇が決まる。宮市は「どんな形であれマリノスが優勝することを願っている。僕は応援することしかできないので全力で応援したい」と約束した。

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