鏡野町が固定資産税誤徴収 212人分、計252万円

鏡野町役場

 岡山県鏡野町は28日、新築家屋に対する固定資産税を過大・過小に徴収するミスがあったと発表した。町民212人分で計252万5200円に上るという。

 町によると、2018~22年度の課税分で、建物内壁の評価額を算定する係数を職員がシステムに設定していなかった。ミスで生じた還付額は210人分で計252万2400円、追加徴収額は2人分で計2800円。

 10月上旬に別の職員が誤りに気付いて発覚した。町は11月上旬をめどに謝罪文など関係書類を対象者に送付し、還付や追加徴収の手続きに入るという。

 町は「複数で確認するなどチェック体制を強化し、再発防止に努める」としている。

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