福田師王がボルシアMG加入!OBの川崎MF橘田健人いわく、神村学園高校は「こんなチーム」

ドイツ1部のボルシア・メンヒェングラートバッハは27日、U-19日本代表FW福田師王を獲得したことを発表した。

福田は現在18歳の高校3年生。世代屈指のストライカーとして知られ、卒業後の進路が非常に注目されていた。

そんな福田が所属しているのは、鹿児島県の神村学園高校サッカー部。創部は2002年と最近だが、創部4年目に初出場した第85回全国高校選手権ではいきなりベスト4に入り話題となった。

今や九州で東福岡(福岡)と大津(熊本)に並ぶほどの強豪校となり、今季のプリンスリーグ九州では首位を快走中。選手権の鹿児島県大会も現在5連覇を飾っている。

神村学園高校はどんなチームなのか―。

同校OBで先日、Qolyが単独インタビューを行った川崎フロンターレMF橘田健人はこんなふうに語っていたぞ。

(取材日:2022年10月9日)

――(前略)橘田健人選手は高校から神村学園に進学されました。地元の霧島市から通うのは相当大変だったんじゃないですか?

そうですね。電車で2時間弱だったので、今思えばよくできたなと思います。何をやっていたんだろうという感じですけど(笑)。

――通学で電車に乗っている時などは何をやっていました?

何をやっていたんですかね…。アニメを見たり、座れたら寝ていました。

寝ているか、アニメを見ているか、YouTubeを見ているかですかね。

――神村学園高校というと、今年も福田師王選手や大迫塁選手(※セレッソ大阪加入内定)といった3年生がすごく注目されています。神村学園のサッカー部はどういうところが特長で、今これだけの強豪になってきたと感じますか?

サッカー自体、個人それぞれの判断に任せられているプレーが結構多くて、「こうしろ」と決められることだったり、そういう決まり事はチームとしてあまり持っていないです。

それぞれが良い判断を相手を見ながらする、といった教えはずっと言われているので、そういった部分が強くなってきている要因なのかなとは思います。

上記動画では他にも、横浜F・マリノスとの優勝争いや、鹿児島から桐蔭横浜大学へ進学した理由、さらには大学時代に川崎フロンターレへ練習参加した時のことやプロで手応えをつかみ始めた時期など、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!(※インタビュー後編はこちら↓)

【関連記事】川崎フロンターレMF橘田健人が語った、日本代表との“距離感” 旗手怜央は「バケモノ」

橘田健人のプレーも楽しみは川崎フロンターレは、今週末が今季のホーム最終戦。10月29日(土)、ヴィッセル神戸を等々力陸上競技場に迎える。

© 株式会社ファッションニュース通信社