川崎フロンターレMF橘田健人が語った、日本代表との“距離感” 旗手怜央は「バケモノ」

2022シーズンの明治安田生命J1リーグで横浜F・マリノスとマッチレースを繰り広げている川崎フロンターレ。

リーグ3連覇を達成すれば、2007年から2009年の鹿島アントラーズ以来となる。

そんなチームにおいて、大卒2年目ながら欠かせない選手となっているのが橘田健人だ。

Qolyは、類まれなボール奪取力がフランス代表のエンゴロ・カンテにもたとえられる24歳のMFを直撃!

インタビュー後編となる今回は、最近の川崎でのプレーや、Jリーグでボールを奪うのが難しいと感じた選手、日本代表への想いなどを中心に聞いた。記事ではその一部を紹介する。

(取材日:2022年10月9日)

――(前略)日本代表についてうかがわせてください。今の代表には、川崎フロンターレにいる選手や以前いた選手が何人もいます。橘田選手もこれからぜひ入っていってほしい選手の一人なんですが、代表を考えた時に自身の中での課題あるいは必要なことはどのあたりにあると感じますか?

やっぱり、技術も全然…一緒にやっていたからこそ分かるので。全然レベルが違うなというのを感じていますし、判断の部分も全然負けています。

そうですね、全部なんですけど。技術の部分だったり判断の部分だったりというのは、よりもっと上げていかないと、まだまだ代表にはなれないと思っています。

そこはまず、フロンターレでも「うまい」と言われるくらいまでなりたいと思っています。

――昨季中盤で組んでいた旗手怜央選手が今、セルティックで活躍されています。旗手選手はどんな選手でした?

スーパーっすね(笑)。自分でも運べますし、周りも使いながらゴール前に入っていけます。シュートも持っていますし、守備も強くて、走ることもできます。

バケモノですね。大学時代から知っていたんですけど、バケモノです、あの人は。

――代表には同い年の田中碧選手も定着しています。昨年半年間一緒にプレーされましたけど、田中選手はどんな選手ですか?

うまいですし、周りも動かせますし。一人いるだけでチームが安定する選手だなと一緒にやっていて感じていました。

――刺激になりますか?

そうですね。すごすぎたんで、碧とかは。

でも、一緒にやっていた選手が日本代表でプレーすることで少しは代表を意識するようにはなっていますし、常に刺激にはなっています。

代表を見るのがとても楽しいので、負けていられないなと思いながら見ています。

動画では他にも、ボール奪取力の“秘訣”や4-3-3のアンカーとして気をつけていること、川崎のチームメイトから盗みたいスキル、脇坂泰斗命名?の「エンゴロ・ケント」という愛称、さらにはJリーグでボールを奪うのが難しいと感じた選手など、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!(※インタビュー前編はこちら↓)

【関連記事】“和製カンテ”橘田健人が語った!大学時代に川崎フロンターレへ練習参加して感じたことがおもしろい

明治安田生命J1リーグで現在2位の川崎フロンターレは、次節が今季のホーム最終戦。10月29日(土)、ヴィッセル神戸を等々力陸上競技場に迎える。

© 株式会社ファッションニュース通信社