茅ケ崎市長選、30日に投開票 現新3人が出馬 争点は4年間の市政運営評価

左から届け出順に、藤村優佳理氏、佐藤光氏、桂秀光氏

 任期満了に伴う茅ケ崎市長選は30日、投開票される。立候補しているのは、届け出順に、いずれも無所属で、新人の元市議藤村優佳理氏(52)、再選を目指す現職の佐藤光氏(53)=自民、公明推薦、新人の大学講師桂秀光氏(66)=NHK党推薦=の3人。佐藤氏による4年間の市政運営への評価が争点となる。

 藤村氏は現市政について「新型コロナで市政が停滞したと(現職は)言うが、遅れを取り戻すには待ったなしの状態」と指摘。子どもや高齢者に優しい施策の実現や、にぎわいを創出するためのまちづくりを掲げている。

 佐藤氏は、財政健全化やコロナ禍における市民の生命や健康を守るための取り組みに注力したと強調。「県議時代の人脈を生かすためにも、引き続きかじ取りを担う」と2期目へ意欲を示す。

 桂氏は、市長の給与を問題視し、「庶民のための政治」を掲げ、給与引き下げや、家庭ごみ有料化の廃止、公立医科大学の創設を訴えている。

 22日現在の選挙人名簿登録者数は20万6693人(男9万9740人、女10万6953人)。

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