10月13日に告示された福島県知事選挙には、現職の内堀雅雄（うちぼり・まさお）氏（58）、共産党が推薦する新人の草野芳明（くさの・よしあき）氏（66）の無所属2名が立候補しました。投開票は10月30日に行われます。
今回は内堀県政の是非、福島第一原発の処理水の対応、震災や原発事故からの復興策、新型コロナウイルスや物価高の影響を受ける地域経済の立て直しなどが争点と考えられます。
これまでの挑戦をシンカ（進化・深化・新化）させながら、一つ一つ着実に課題を克服したい 内堀氏
内堀氏は長野県長野市出身、東京大学経済学部卒業。自治省（現 総務省）に入省し、福島県生活環境部長、福島県企画調整部長、福島県副知事等を歴任しました。2014年の福島県知事選挙に初当選、今回は3期目を目指しての立候補となります。
内堀氏は以下の政策を掲げました。
海洋放出ストップ・原発ゼロで、いのちと暮らし優先の県政へ 草野氏
草野氏は福島県郡山市出身、福島大学教育学部卒業。福島県内で高校教員として38年間勤務しました。現在は郡山地方労連副議長、「平和のための戦争展岩瀬須賀川」実行委員会代表、「食糧支援郡山市民共同センター」事務局を務めています。
草野氏は以下の政策を掲げました。
