あぐりの丘 リニューアル 全天候型子ども遊戯施設オープン カフェやゴーカートも

記念式典でテープカットする関係者ら=長崎市、あぐりの丘

 全天候型子ども遊戯施設「あぐりドーム」が28日、長崎市四杖町の「あぐりの丘」にオープン。あぐりの丘全体もリニューアルし、記念式典があった。
 あぐりの丘は同日から指定管理制度を導入し、「グロウスピア共同事業体」(長崎市)が運営。市内のコーヒー豆専門店「大和屋」がプロデュースするカフェ「あぐりのmoca」が開店した。バッテリーカーやゴーカート(土日祝日のみ)を楽しめる。
 ドームは「街のエリア」内にあり、ユニバーサルデザインのブランコなど8種類の遊具を設置。保護者が休憩しながら子どもを見守るスペースも完備した。
 式典で田上富久長崎市長は「子どもたちだけでなく、いろんな世代が楽しめる施設として、多くの市民に愛される場所になってほしい」とあいさつ。ドームの名称を付けた5人のうち、出席した3人が記念品を受け取った。山川蓮君(6)=くるみ西幼稚園=は「(採用されて)うれしかった。これからたくさん遊びに来たい」と話した。
 あぐりの丘は入場無料。ドーム利用は事前予約制、料金は1歳~小学生250円、保護者など100円。


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