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第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(障スポ)では、聴覚障害者の選手や観客の支援のため、575人のボランティアがアナウンスの文字おこしや手話などの「情報支援スタッフ」として携わる。開幕直前まで、競技会場で観客らに示す紙の準備などに励んできた。スタッフらは聴覚障害の理解促進のほか「支援者の輪が広がるきっかけになってほしい」と期待を込め、正確な情報を届けようと力を注ぐ。
26日午前、宇都宮市若草1丁目のとちぎ福祉プラザ。会話や音声を紙に書いて選手や観客に見せる「筆談・要約筆記(手書き)」のスタッフ5人が、競技当日の準備を進めていた。
陸上競技場で流れるアナウンスや選手名を、大きな文字でA3サイズの紙に書き出す。競技当日は選手や観客席の聴覚障害者に紙を次々と見せ、進行や順位などを伝える役割を担う。