広島城に計画 「三の丸歴史館」のイメージ案公表

広島城に計画されている展示施設「三の丸歴史館」について、広島市は外観の新たなイメージ案を公表しました。

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広島市は、広島城の三の丸に新たな展示施設「広島城三の丸歴史館」の建設を計画しています。

こちらは、広島市が公表した外観の新たなイメージ案です。案では、広島城に向かい合う北側には、天守が眺められるように展望ラウンジなどが設けられます。

また南側は、収蔵品の管理のため光や温度の影響を受けないよう2階部分の大半が壁面になっていることから、見る人に圧迫感を与えないよう「ひさし」が設けられるということです。

三の丸歴史館の外観については今年3月、江戸時代の御米蔵をモチーフにしたものなど3つの案が有識者会議に示されましたが、出席者から「さらに検討すべき」といった意見が出されていました。

三の丸歴史館は、総事業費がおよそ41億円。2024年度に着工し、2026年10月ごろの開館を目指しています。

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