スーパーフォーミュラ第9戦/第10戦JAF鈴鹿グランプリでファンサービスが復活

 10月29日、三重県の鈴鹿サーキットで第9戦の予選が行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦/第10戦・JAF鈴鹿グランプリ。これまで2年間、スーパーフォーミュラでは日本での他シリーズ同様に直接のファンサービスは行われていなかったが、今回一般のファン向けのパドック入場に関する運用検証が行われているほか、ピットウォークの際にも、サインや写真撮影がOKとなり、ひさびさにピットウォークでは多くのファンが関係者との交流を楽しんだ。

 新型コロナウイルス感染拡大にともない、2020年から日本国内のレースではファンと選手・関係者の接触を避けるべく、パドックにファンが立ち入ることはできなかったほか、ピットウォークは当初開催されず、復活してからもファンとドライバーが接する行為は避けられてきた。

 しかし今回のスーパーフォーミュラ第9戦/第10戦では、パドックへの入場が可能となりファンサービスが可能になったほか、ピットウォークでも配布物やサイン、写真撮影が解禁された。10月29日のスーパーフォーミュラ第9戦の予選後にはピットウォークが行われたが、さっそく多くのファンが来場。まだマスクは着用ながら、ファンとの交流を楽しんでいた。

 ドライバーやチーム、レースクイーンも「こういった光景はひさしぶりですね」と復活したファンサービスを楽しんでいる様子が感じられた。

2022スーパーフォーミュラ第9戦/第10戦鈴鹿 坪井翔と阪口晴南
2022スーパーフォーミュラ第9戦/第10戦鈴鹿 国本雄資(KCMG)
2022スーパーフォーミュラ第9戦/第10戦鈴鹿 ピットウォークでのTOM’S team Attendantの近藤みやびさん

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