名作のリメーク版で主演に抜てきされた葉山奨之

俳優の葉山奨之、女優の伊原六花が25日、都内で行われたディズニープラスのオリジナルドラマシリーズ「シコふんじゃった!」のPRイベントに登場したことを、各メディアが報じた。

1992年公開の大ヒット映画「シコふんじゃった。」の周防正行監督が総監督、次世代を担う監督・キャスト陣が贈る新時代の相撲ドラマ。廃部の危機に直面する大学の相撲部に、卒業単位のためだけに入部した大学4年生・亮太を葉山が、たった1人の部員で相撲以外のことはポンコツな女子大生・穂香を伊原が演じる。

同作は世界配信されるとあって、先日、2人は複数の海外メディアからインタビューを受けたのだとか。葉山は、「日本のライターさんとは違った観点からの質問が多かった。『あ、そういうところが気になるんだ』って思った。『まわしの締め心地はどうでしたか?』って聞かれたので、『男としては痛いです』と一言で言いました」と撮影を振り返った。

また、葉山はオーディションを受けてこの役をゲットしたというが、「自分としては俳優を10年続けていて、俳優としてもうワンステップというところでこの作品に出会えた。自分の代表作となれるものと出合えたのが胸アツかなと思います」と作品に自信をのぞかせたという。

「映画版の主演は本木雅弘が演じ、その後、俳優としてブレークした。葉山は本木とは違う自分なりの主役像を描いて演じているようだが、本木と同じようにこの作品をきっかけにブレークすることになるのでは」(芸能記者)

大阪生まれの葉山は、小学2年生の時に親の仕事の関係で上京。映画「クローズZERO」の小栗旬に憧れ同じ事務所に入り、2011年にテレビ東京系のドラマ「鈴木先生」でデビューを果たした。

今後は話題になる映像作品でレギュラーの座をゲットできれば、一気に人気も知名度もアップしそうだ。

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