ベンフィカに敗れたことにより、チャンピオンズリーグでグループステージ敗退が決定したユヴェントス。この数年はなかなか結果を残せずに苦しんでいる。
今回は2016-17シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝、レアル・マドリーに1-4と敗戦してしまったときのスタメン11名を振り返ってみよう。
GK:ジャンルイージ・ブッフォン
現在:パルマ 選手
2001年に加入して以来長くユヴェントスのゴールマウスを守り続けてきたブッフォン。39歳で迎えたチャンピオンズリーグ初優勝のチャンスであったが、悔しい結果に。44歳になった現在はセリエBのパルマでプレーを続けている。
CB:ジョルジョ・キエッリーニ
現在:ロサンゼルスFC 選手
2005年から2022年まで長くユヴェントスの中心的なセンターバックとして活躍したキエッリーニ。今年夏にはついに契約満了で退団を決意し、現役最後の舞台としてアメリカのロサンゼルスFCへと移籍していった。
CB:レオナルド・ボヌッチ
現在:ユヴェントス 選手
このシーズンのあと、衝撃的なことにミランへと移籍したボヌッチ。中心人物がライバルに移るということで驚きを与えたが、もっと驚きだったのは1年でしれっとユヴェントスに戻ってきたことだった。現在も所属中。
CB:アンドレア・バルザーリ
現在:イタリアサッカー連盟 コーディネーター
キエッリーニ&ボヌッチとともに大ベテラン3バックを形成していたバルザーリ。2019年に現役を引退した後はユヴェントスでテクニカルコラボレーターに就任したが、昨年イタリアサッカー連盟のコーディネーターに移っている。各カテゴリのコーチを支援する役割であるそう。
右WB:ダニ・アウヴェス
現在:プーマス 選手
バルセロナとの契約が満了したあとユヴェントスに加入したダニ・アウヴェス。契約は2年あったが、このシーズンを終えたあとにパリ・サンジェルマンへと移籍していった。現在はメキシコのプーマスUNAMでプレーしている。
左WB:アレックス・サンドロ
現在:ユヴェントス 選手
2015年にFCポルトから加入したブラジル人左サイドバック。このところはあまり話題にならなくなったが、安定した出場機会を得てクラブに貢献している。現在もユヴェントスでプレーしており、今季はここまで10試合に出場。
CMF:サミ・ケディラ
現在:解説者
レアル・マドリーから2015年にフリーエージェントで加入。怪我も多かったために常にレギュラーとは行かずとも、6シーズンで145試合に出場した。昨年夏に現役引退し、EURO2021ではESPNの解説者を務めていた。
CMF:ミラレム・ピャニッチ
現在:アル・シャールジャー 選手
ローマから2016シーズンに加入し、司令塔として活躍したピャニッチ。2020年にはアルトゥール・メロとのトレードでバルセロナに移籍するも、取引は経済的な理由で行われたものだったこともあり、ほとんど重用されなかった。今季はUAEのアル・シャールジャーに移籍している。
FW:パウロ・ディバラ
現在:ローマ 選手
パレルモで活躍を見せた後、2015年に3200万ユーロでユヴェントスへと加入した。2年目となったこのシーズンは中心的なアタッカーとして攻撃の要になった。今季は契約満了でユヴェントスを離れローマに移籍したが、怪我のためにワールドカップ出場が危ぶまれている。
FW:マリオ・マンジュキッチ
現在:クロアチア代表 アシスタントコーチ
このシーズンは主に左サイドとして起用されて大きな話題になったマンジュキッチ。この試合では27分にとてつもない得点を決め、UEFAの最優秀ゴール賞を獲得している。現在はクロアチア代表のアシスタントコーチ。
FW:ゴンサロ・イグアイン
現在:インテル・マイアミ 選手
【写真】ユヴェントスに所属したことが忘れられている10名のスター
このシーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは準決勝のモナコ戦で2ゴールを決めるなど活躍したイグアイン。2020年に退団した後はあのデイヴィッド・ベッカムがオーナーを務めるインテル・マイアミへ移籍し、今季限りでの現役引退を表明した。