SLで高校生がハロウィンイベント 仮装で手作りケーキ配布

自作のドレスでお菓子を渡す生徒ら

 【日光】東武鉄道のSL大樹で29日、2日間のハロウィーンイベントが始まった。初日は宇都宮短大付属高生活教養科の2年生4人が仮装し、同校調理科が作ったパウンドケーキを乗車した子どもたちに手渡した。

 イベントは、子どもたちに楽しんでもらおうと同社が毎年行っている。外部の団体と共同で実施するのは初めて。

 仮装した生徒らが着用したのは自ら制作したドレス作品。授業だけでなく、自宅に持ち帰りながら3カ月かけて作った力作という。子どもたちは生徒らと写真を撮るなどして楽しんだ。

 家族旅行で乗車した横浜市、小学1年奥田弥月さん(6)は「ドレスがキラキラしていてかわいかった。ケーキはオレンジの味がしておいしかった」と笑顔だった。

 同校の菊池芽玖さん(17)は「子どもたちに喜んでもらえてよかった。頑張って作ったドレスを多くの人に見てもらえてうれしい」と話した。

 30日は、同社が江戸ワンダーランド日光江戸村とコラボし、参加型アクティビティを行う。東武鉄道お客さまセンター03.5962.0102

自作のドレスでお菓子を配る生徒ら

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