宮崎県内自治体、対応に苦慮 オミクロン対応ワクチン

オミクロン株対応ワクチンのBA・1対応品に加えBA・5対応品の接種が始まった宮崎市の集団接種会場=27日午前、宮崎市・カリーノ宮崎

 新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチンを巡り、「BA・1」対応品と「BA・5」対応品の2種類が混在する状況に県内自治体が頭を悩ませている。国は「効果に大きな差はない」として種類よりスピード優先を呼びかけ、自治体には使用期限の早いものから使うよう促しているが、現在主に流行しているBA・5に対応するワクチンの需要増が見込まれるのが現状。予約の伸び悩みなどを背景に、BA・1対応品からの切り替えを前倒しする自治体も出ている。

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