JR宇都宮駅東口地区で栃木県宇都宮市が整備を進めていた同駅直結の交流広場「宮みらいライトヒル」が1日、一般に開放された。北関東では最大級の駅前広場でもあり、マルシェなどさまざまなイベントでの活用が期待されている。
8月末に開業した複合施設「ウツノミヤテラス」、今月30日に供用開始される交流施設「ライトキューブ宇都宮」の両施設をつなぐ連続的な設計が特徴。広さは約6千平方メートル。工事費は約4億3千万円。3階で構成する立体的な構造で、1階の広場は噴水を止めればライトキューブの大ホールと一体的なイベントを開催できる。
この日は前日まで周囲に巡らされていたフェンスが午前10時までに撤去され、買い物客などが真新しい広場の散策を楽しんだ。上三川町川中子、主婦中里直美(なかざとなおみ)さん(64)は「おしゃれで都会的な景観ですね。これをきっかけに宇都宮がもっと盛り上がればいいと思う」と話していた。
5日夕には広場階段の手すりがイルミネーションで飾り付けられ、2月下旬まで点灯する。