日本代表、「買っときゃよかった」な歴代“W杯ユニフォーム姿”6選

日本サッカー協会(JFA)は1日、カタールW杯に向けた日本代表メンバー26名を発表した。

今回選ばれた選手たちによって、折り紙をテーマにしたデザインの新ユニフォームも中東の地で輝くことを期待したい。

ここでは歴代W杯日本代表チームから、「ユニを買っておくべきだった」選手の輝く代表ユニフォーム姿をご紹介しよう。

1998年 フランスW杯

日本代表 1998 Asics ホーム

選手:中田英寿

初出場の日本代表で攻撃のタクトを振るい、“NAKATA”の名を世界に広めたフランスW杯での中田英寿。

ユニデザインのテーマは『炎』で、不動明王が背負う「迦楼羅炎(かるらえん)」がモチーフ。歴代ワールドカップモデルで唯一、adidas以外のブランドが手掛けたキットである。

2002年 日韓W杯

日本代表 2002 adidas ホーム

選手:鈴木隆行

初戦で白のアウェイユニフォームを着用し、日本の大会初ゴールを決めた“金狼”鈴木隆行の姿がよみがえる日韓W杯。

ユニは日本の象徴『富士山』がテーマのシンプルなデザイン。Vネックから袖にかけて延びるレッドのパイピングで日本が誇る名峰を表現している。

2006年 ドイツW杯

日本代表 2006 adidas ホーム

選手:玉田圭司

グループステージ第3節ブラジル戦で鮮烈なゴールを叩き込み、少しだけベスト16入りの夢を見させてくれた玉田圭司。

ユニデザインは『日本刀』をテーマにしたもの。両脇に美しく描く流線形のグラフィックは、日本刀の刀身に現れる波打つ模様の“刃文”をイメージしたものだった。

2010年 南アフリカW杯

日本代表 2010 adidas ホーム

選手:本田圭佑

デンマーク戦で本田圭佑の放った“伝説のFK”が脳裏に焼き付く大会。本田は初戦のカメルーン戦でも重要な先制点を決めている。

そんな大会のユニデザインは『革命に導く羽』がテーマ。“革命”とは、当時の岡田武史監督が目標に掲げた「W杯ベスト4入り」のことである。

2014年 ブラジルW杯

日本代表 2014 adidas ホーム

選手:内田篤人

低調だったブラジル大会のチームにおいて、内田篤人は攻守両面で冷静に闘志を燃やすプレーを披露。不言実行で存在感を発揮した。

ユニデザインは『円陣』がテーマ。選手がピッチ上で円陣を組むと、背中にあしらった蛍光色の「結束の一本線」がつながり一つの輪になる仕掛けだった。

2018年 ロシアW杯

日本代表 2018 adidas ホーム

選手:長谷部誠

この大会を最後に代表から退いた“偉大なるキャプテン”長谷部誠が最後に袖を通したW杯ユニフォーム。それだけでも「17 HASEBE」のユニを買う価値はあるだろう。

デザインのテーマは『勝色』。ベースカラーの深く濃い藍色は、戦国武将たちが戦いに挑む際に身にまとった「鎧下」に使っていたという。全体にあしらった約800個の点線「刺し子柄」で、歴史を紡ぐ糸をイメージしている。

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