日本代表、W杯メンバーになった身長160cm台の選手たち

7大会でワールドカップ本大会に進出してきた日本代表。

ここでは、歴代本大会メンバーのなかで身長160cm台だった選手たちをまとめてみる。

長友佑都(168cm)

2010、2014、2018大会に出場してきた生けるレジェンド。

21歳だった2008年に代表デビューすると、歴代2位となる通算137試合に出場してきた。

明治大学時代は一時スタンドから応援をしたが、その後、特別指定選手としてJリーグにデビューすると凄まじい勢いでステップアップ。

あの名門インテルで210試合に出場し、ハビエル・サネッティやウェスリー・スナイデル、アントニオ・カッサーノなどと親交を築くなど世界の舞台でも活躍した。偉大なる“小さな巨人”といえる。

大島僚太(168cm)

2018年W杯でメンバー入りした、川崎フロンターレの10番。

囲まれた局面でも打開できるドリブル力、視野の広さとセンスが感じられるパスワーク、ゴール前に侵入する力、守備への貢献度など全ての能力を併せ持つJ屈指のMFだ。

その才能は誰もが認めているが、不運な怪我によってキャリアを阻まれてきた。

2018年は本大会での活躍を期待されていたが、怪我もあり、出場機会なしに終わっている。

森島寛晃(168cm)

1998年、2002年大会に出場した「ミスターセレッソ」。そのキャリアをセレッソ大阪一筋に捧げた。

大柄ではないものの、抜群の飛び出しセンスと絶妙なポジショニングでゴールを奪う“ハンター”として活躍。代表ではスーパーサブとしても頼りにされる存在だった。

伊東輝悦(168cm)

1998年W杯に出場した名MF。ただし、本大会でのプレー機会はなかった。

1996年のアトランタ五輪でブラジル代表を撃破する「マイアミの奇跡」で決勝ゴールを決めた選手として広く知られる。

いぶし銀的な職人的MFとして長く活躍し、かつてはJ1史上最多出場記録を持っていた(通算517試合出場は現在歴代8位)。48歳になった現在もアスルクラロ沼津に所属している。

齋藤学(169cm)

2014年W杯でメンバー入りするも出場機会はなかった齋藤。

“和製メッシ”とも呼ばれた小柄なドリブラーで、卓越した技術と敏捷性を兼ね備えたその打開力は間違いなくJリーグ屈指を誇った。その後、ゴールに向かう怖さも兼ね備えたアタッカーへと成長。

32歳になった現在は韓国の水原三星ブルーウィングスでプレーしている(背番号は5)。

乾貴士(169cm)

2014年では落選を味わったが、2018年大会でW杯出場を果たした乾。

俊敏性と技術を生かしたトリッキーなドリブルだけでなく、パスやキックでも引き出しの多い魅せるテクニシャンだ。その卓越したドリブルスキルを武器にブンデスとスペインでも活躍した。

2018年大会ではベルギー相手に度肝を抜く弾丸ミドルをぶち込み、世界を驚愕させた。

GKクルトワも届かない圧巻の一撃!日本のW杯史上に残るスーパーゴールのひとつといえる。

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ちなみに、日本代表の歴代W杯選手の平均身長は178.63cm。

1998年大会の平均は、177.72cm。2002年は、178.77cm。2006年は、178.68cm。2010年は、178.68cm。2014年は、177.81m。2018年平均は、178.63cm。2006年と2010年は偶然ながら完全に同一だった(178.6818182cm)。

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