女優・モデルとして活躍する高橋愛さんと出身地である福井県坂井市が連携し11月1日、新ブランド「sakaai」を立ち上げたと発表した。高橋さんがマスクとスカーフの3品をプロデュース、いずれも和装帯メーカー小杉織物(坂井市丸岡町猪爪)のシルク100%の商品で、坂井市は楽天ふるさと納税限定の返礼品として用意した。芸能人と自治体がコラボし返礼品を商品化するのは全国でも珍しい。
高橋さんと池田禎孝坂井市長、慶応大学特任准教授の若新雄純さん(福井県若狭町出身)の会食の場で、ふるさと納税を活用したコラボ商品の企画が持ち上がった。
マスクは2種類。「kawaii」は小型サイズでリボン風の耳ゴムがアクセントになっている。もう一つは、デニムの青を基調とした「kakkoii」で標準サイズ。ともに寄付額は1万円。細幅の「kireiiツイリースカーフ」(寄付額1万7千円)は旧森田銀行本店の天井装飾をモチーフにした。3品とも素材や質感、デザインなど細部まで高橋さんのこだわりを詰め込み、手書きのロゴが入っている。
⇒【写真】高橋愛さん、池田市長がインスタライブ
高橋さんは、デビュー21周年に当たる10月31日夜に、自身のインスタライブで今回の企画を発表。「めっちゃかわいい」と感激、「ふるさと納税を通して坂井市の魅力を知ってもらいたい」と笑顔を見せた。ライブ出演した池田市長も「坂井市はまだまだ知られていない。いろんな素材を使って一緒にチャレンジしましょう」と呼びかけた。
⇒【写真】コラボ商品のマスクを着ける高橋愛さん
返礼品には高橋さんのサイン入りカードを同封。12月4日には東京都内で高橋さんが返礼品を手渡しする催しを開く。