「困らせてやろうと…」 反則切符をシュレッダー 警官を処分 広島

交番勤務の警察官が別の警察官が交通違反で処理した反則切符を、故意にシュレッダーで裁断したとして懲戒処分されました。

県警によりますと28歳の男性巡査長は6月、勤務先の交番で保管されていた交通違反の反則切符など6枚を無断で持ち出し、シュレッダーで裁断したということです。

反則切符は前日に別の警察官が作成したもので、この警察官がないことに気づき発覚しました。

男性巡査長は動機について「交番内の整理整頓ができていないことに腹が立ち、交番全体を困らせてやろうと思った」などと説明しているということです。

県警は巡査長を減給3カ月の懲戒処分にするとともに公用文書等毀棄罪で書類送検しました。

巡査長は2日付で辞職したということです。

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