男性監禁事件 無職の女に執行猶予付き判決 広島

男女7人が男性を監禁した事件の裁判で40歳の女に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

すでに逮捕・起訴されている6人のうち3人目の判決です。

起訴状などによりますと被告の女(40)は今年6月、ほかの6人と共謀し自営業の男性(当時71歳)から携帯電話をとりあげ海田町の事務所に監禁した罪に問われています。

2日の裁判で広島地裁は「事務所に入る際に鍵をかけたりするなど、監禁の継続を物理的・心理的に後押しするような重要な役割を果たした」と指摘した一方で「犯行全体に対する関与の程度は共犯者の中では比較的低い」などとして懲役10カ月執行猶予2年の判決を言い渡しました。

この事件をめぐっては共犯者の男1人が現在も逃走中で、監禁された男性はその後行方不明になっています。

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