高額電子マネー 詐欺疑い被害防ぐ 玉島署 コンビニ2店3人に感謝状

特殊詐欺を防ぎ、感謝状を受け取る浜崎さん(右から2人目)ら

 特殊詐欺被害を防いだとして、玉島署と同署管内防犯連合会は、倉敷市真備町地区のコンビニエンスストア2店の店員3人に感謝状を贈った。

 3人はローソン倉敷真備町川辺店の中野洋加さん(45)と切山まりこさん(44)、ファミリーマート真備町箭田店の浜崎昇さん(78)。同署などによると、どちらも9月上旬に同市の80代男性が高額の電子マネーを購入しようとしたため、使途を確認。「パソコンがウイルスに感染し、直すのに電子マネーが必要」などと話したため詐欺を疑い、警察に通報したり、交番に付き添ったりして被害を防いだ。

 贈呈式が同署であり、丸本一城署長が感謝状を手渡した。3人は「今後も積極的な声かけをしたい」と話した。

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