鎌倉・極楽寺で初の「北条重時墓前祭」 3日、特別参拝や講演も

極楽寺の山門(資料写真)

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時の三男・重時が眠る極楽寺(鎌倉市極楽寺3丁目)で3日、「北条重時墓前祭」が開かれる。

 11月3日は重時の命日で、毎年関係者だけで供養していたが、「重時公の生きた800年ほど前の中世鎌倉を身近に感じてほしい」と、初めて墓前祭が企画された。

 当日は、重時公の墓を特別参拝できるほか、薩摩琵琶(さつまびわ)奏者・坂(ばん)麗水さんによる演奏や考古学者の古田土(こたと)俊一さんによる講演も行われる。また、墓前法要や朝採れ野菜販売なども予定されている。

 問い合わせは、同寺電話0467(22)3402。

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