検察「眠気で赤信号見過ごした」と判断 キックボードの男児(7)はねられ死亡 運転手(63)を起訴

先月、広島市の国道で、キックボードに乗って横断歩道を渡っていた7歳の男の子が軽乗用車にはねられ死亡した事故で、検察は、軽乗用車を運転していた63歳の男を起訴しました。捜査の結果、眠気で赤信号を見落とし事故をおこしたと判断しました。

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この事故は、先月13日午後、広島市安佐北区可部の国道54号で、キックボードに乗って横断歩道を渡っていた7歳の男の子が、軽乗用車にはねられたものです。

男の子はおよそ2時間半後に病院で死亡が確認されました。

軽乗用車を運転していた 栗栖一弘 被告は、逮捕時の取り調べに対して「信号を見落とした」と話していました。

検察はその後の捜査をふまえ、「眠気におそわれ、赤信号を見過ごしたまま時速およそ60キロのスピードで進行し、男の子に衝突した」と判断し、過失運転致死の罪で、きのう(2日)付で起訴しました。

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