佐野日大5年ぶりV 最終区で那須拓陽を逆転 県高校駅伝【動画】

5区でトップ争いをする佐野日大の石川(右)と那須拓陽の国井楓

 男子第75回・女子第37回県高校駅伝競走大会は3日、清酒開華スタジアム(佐野市運動公園陸上競技場)周辺コースで行われ、男子(7区間42.195キロ)は佐野日大が2時間8分54秒で5年ぶり17度目の優勝を飾った。

 新型コロナウイルスの影響などでここ数年はトラック周回レースが続いており、ロードコースは4年ぶり。男子9校、女子8校が出場した。

 男子の佐野日大は1区で先頭と28秒差の3位と出遅れ。3区で46秒に開いた1位那須拓陽との差を4区山口聡太が区間賞の走りで逆転。5、6区で再びリードを許したが、7区大島福が12秒差を詰めてアンカー勝負を制した。2位は那須拓陽、3位は文星芸大付が入った。

 佐野日大は12月25日、京都市で開かれる全国大会に、上位6校は11月19日、茨城県ひたちなか市で開かれる関東大会に出場する。

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