第106回益子秋の陶器市が3日、栃木県益子町の城内坂や道祖土(さやど)地区で始まった。7日まで。
町観光協会や益子焼協同組合、町などでつくる実行委員会が主催。新型コロナウイルス禍の影響で中止が続き、秋の陶器市としては3年ぶりとなった。
初日は爽やかな秋晴れに恵まれ、大勢の人でにぎわった。町観光協会によると、来場者は約5万1千人。販売店やテントを巡りながら品定めを楽しんでいた。
秋は例年、20万人が会期中に来場する。今春3年ぶりに開催した春の陶器市と同様、感染対策として益子駅や城内坂交差点など5カ所に「検温ステーション」を設置し、来場者に検温や手指消毒を呼びかけている。