益子焼の廃材でアクセサリー 日光の安西さんら陶器市で販売

益子焼の廃材を使ったアクセサリーを販売する安西さん(左)と大塚さん

 【益子】3日開幕した「益子秋の陶器市」で、日光市大沢町、安西智(あんざいさとい)さん(25)と東京都渋谷区初台1丁目、会社員大塚駿(おおつかしゅん)さん(26)が益子焼の廃材を使ったアクセサリーを販売している。

 2人は鹿沼高時代の同級生。地元が好きで、地元の物を使ったアクセサリーを作ろうと益子焼に着目した。制作過程で割れるなどして使わなくなった陶器があることを知り、今年に入ってから廃材を使ってアクセサリー作りを始めた。

 都内などのイベントで出店してきたが、益子は初めて。益子焼の風合いを生かしたネックレスや指輪、イヤリング、ピアスなど約70点を用意している。安西さんは「色が素朴でぽってりとしていて、アクセサリーにしてもかわいい。アクセサリーを通じて地元の格好良さを伝えたい」と語った。

 出店場所は益子焼協同組合の県道沿い軒下。午前9時〜午後5時。7日まで(6日を除く)。

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