「日光みそのたまり漬（づけ）」を製造販売する上澤梅太郎商店（日光市今市、上澤卓哉（うわさわたくや）社長）は4日までに、ナッツとドライフルーツのたまり漬け「山のにぎわい」を発売した。ナッツやドライフルーツをたまり漬けにするのは珍しいという。
他社の商品と差異化を図るため、みそと合わせる新たな食材を模索。試行錯誤する中で、アーモンドやカシューナッツなどのナッツとドライフルーツをたまりしょうゆに漬け込んだところ、ドライフルーツの濃厚な甘みや酸味、ナッツのコリコリ食感や油脂のコクが生まれたという。
ナッツ・ドライフルーツの専門店「小島屋」（東京都台東区）にコラボレーションを持ち掛けて商品化。アーモンド、カシューナッツ、クルミ、マカダミアナッツとイチジク、クランベリー、レーズンのドライフルーツ計7種類を甘口に仕上げた。
同社は「今までなぜこの発想がなかったのかと思えるほど相性がいい。ビール、日本酒のおつまみ、パンにも和食にもよく合う」としている。内容量は90グラム。価格は1080円。同社サイトや本店などで販売している。
