岸田首相、旧統一教会被害者と面会へ 立民・早稲田氏へ答弁「来週までに、できるだけ早い時期に」

岸田文雄首相(資料写真)

 岸田文雄首相は4日の衆院厚生労働委員会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関連し、来週までに教団被害者と面会する意向を明らかにした。宗教法人法に基づく教団への「質問権」を行使する調査実施に向け、被害者からも直接意見を聞く考えだ。立憲民主党の早稲田夕季氏(神奈川4区)に答弁した。

 首相は「来週までに、できるだけ早い時期にそういう場を調整したいと考えている」と述べた。誰と会い、どのような面会方式にするかは今後決めるとしている。

 首相は24日の衆院予算委員会の集中審議で「被害者、弁護士の方々をはじめとする関係団体の意見を聞くことは大事だ。私も直接、お話を聞かせてもらいたい」と話していた。

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