一の酉(とり)の4日、家内安全や商売繁盛を祈願する「酉の市」が、横浜市南区の金刀比羅大鷲(ことひらおおとり)神社で開かれ、縁起物を求める参拝客でにぎわった。
新型コロナウイルス感染の影響で、一昨年は縁起物の熊手を売る店は横浜橋通商店街に1店舗のみ。昨年は露店の出店数を大幅に縮小していた。同神社近くの大通り公園沿いなどに熊手や飲食を扱う露店が平常通りに軒を連ねるのは、3年ぶりとなる。
熊手購入時恒例の手締めはマスク姿で「商売繁盛」と合いの手を入れるなど感染対策に気を配っている。
今年は二の酉が16日、三の酉の28日まで続く。