新型コロナに対する広島県内の企業への調査で、感染拡大のピークアウトにより、業況の改善に期待が高まっていることが分かりました。
【写真を見る】新型コロナのピークアウトで業績改善へ期待高まる 広島県内の企業
帝国データバンク広島支店が、県内の企業を対象に行った調査によりますと、新型コロナによる業績への影響について、「マイナスの影響あり」と回答した企業は71.7%で、前の月より1.9ポイント下回り、3か月ぶりに低下しました。
一方、「影響はない」という企業は23.2%で、2か月ぶりに2割を上回りました。
帝国データバンク広島支店では「年末にかけて個人消費の冷え込みが懸念されるものの、新型コロナの新規感染者数が再び急増しなければ、企業業績へのマイナス影響は弱まっていくことが期待される」としています。
