電子タバコのVAPEに心臓への危険性!? 血管系に影響 米大学で研究

電子タバコのVAPEが普通のタバコと同様、心臓への危険性があることがわかった。新たな研究によると、ベイプの使用者は洗浄剤、塗料、自動車排出ガスなどに含まれるガスに晒されているそうで、普通のタバコと同じだけ健康へのリスクがあるという。

今回の研究を実施したボストン大学のサナ・マジッド博士はこう話す。「この研究結果は、POD型の電子タバコが、健康で若い成人の血管系に長期及び短期の影響を与えることを示しています。電子タバコのみを使用し可燃性のタバコを吸ったことがない人も含めてです」

「これらの結果は、電子タバコが血管に有害な化学物質を放出し、POD型の電子タバコの使用が危害を伴う可能性があるということを意味します」

研究は18歳から45歳までの循環器疾患や2型糖尿病、高コレステロールといった健康リスクのない成人を対象に実施。電子タバコが普通のタバコと同程度の血管への変化を生じさせることが分かる結果となった。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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