シーガルズ連勝ならず 昨季女王久光に逆転負け

第4セット、懸命にボールを拾う岡山シーガルズの高柳有里(右)とタナッチャ・スークソッド=神戸総合運動公園体育館

 バレーボールのV1は5日、神戸市の神戸総合運動公園体育館などで行われ、女子で昨季9位の岡山シーガルズは同1位の久光に2―3で敗れ、2連勝はならなかった。通算1勝2敗(勝ち点4)で順位は7位のまま。

 シーガルズは佐伯、付欣田らの攻撃でリズムをつかみ、セットカウント2―1とリードしたものの、第4、第5セットを奪われた。

 埼玉上尾、日立、JTが開幕3連勝。トヨタ車体をストレートで下したNECが初白星を挙げた。

久光3―2岡山シーガルズ

20―25

25―16

23―25

25ー19

15―11

 【評】岡山シーガルズは詰めが甘く、白星をつかめなかった。セットカウント1―1の第3セットを佐伯の強打を軸に奪って王手をかけながら、第4、第5セットを連続で落とした。アタック決定率が24.4%と低迷する中、23得点の佐伯、18得点の付欣田ら若手が気を吐いた。

 久光はサーブレシーブ成功率72.3%と安定し、深沢、中島の両新人がともに2桁得点と存在感を発揮した。

© 株式会社山陽新聞社