“餃子（ぎょーざ）のまち宇都宮”のファン感謝祭「第22回宇都宮餃子祭り」（同実行委員会主催）が5日、栃木県宇都宮市本丸町の宇都宮城址（じょうし）公園で始まった。新型コロナウイルス禍による中止を経て3年ぶりの開催。県内外から多くの人が訪れ、宇都宮名物を味わった。6日まで。
会場には28店舗が出店し、「焼き」や「水」、「揚げ」などこだわりの味を提供。物価高の影響で、1皿（3～6個）で200円に価格を改定して実施した。
“復活”を待ち焦がれたファンらで午前10時のオープン前から各店のブースには行列ができた。昼時には60分待ちの表示も。この日は晴天にも恵まれ、ギョーザが焼ける香ばしい香りが漂う中、食べ比べを楽しむ人でにぎわった。
ステージには本県出身のお笑いコンビ「U字工事」が登場し盛り上げた。千葉県在住の母親の君枝（きみえ）さん（58）と来場した宇都宮市峰2丁目、会社員池田桃果（いけだももか）さん（26）は「たくさんの人でびっくりしました。いろいろなギョーザが食べられていいですね」と味わっていた。
6日は午前10時～午後4時。同実行委員会はマスクの着用などを呼びかけている。
