人も光も集まる駅前 宇都宮・ライトヒルでイルミネーション【動画】

イルミネーションで彩られた「宮みらいライトヒル」=5日午後5時5分、宇都宮市宮みらい

 JR宇都宮駅東口に直結する交流広場「宮みらいライトヒル」でイルミネーション点灯式が5日夕行われ、約4万球の発光ダイオード(LED)で広場が電飾された。

 宇都宮市や民間事業者でつくる実行委員会の主催。敷地内の樹木には、果実にかぶせる発泡スチロール製のネットに地元の子どもたちが笑顔の絵を描いたLED電飾「ひかりの実」約800個がつるされた。イルミネーションは2月下旬まで点灯する。

 夕闇に包まれた午後5時過ぎ、青白いLEDと柔らかな色合いのひかりの実が点灯されると、ライトヒルが一気に華やいだ。会場には地元農産物や飲食物を販売するマルシェが出店。宇都宮ジュニアジャズオーケストラの生演奏も行われ、雰囲気を盛り上げた。

 点灯式にはひかりの実を制作した同市内の保育園と幼稚園児らも招待され、歓声を上げていた。同市中今泉1丁目、保育園児毎野美里(まいのみさと)ちゃん(3)は「ママの顔を描いた。上手に描けたよ」とうれしそうに話していた。

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