大田原秋の風物詩 産業文化祭開催 「とうがらしフェスタ」も

七味とうがらし作りを楽しむ来場者ら

 【大田原】市の秋の風物詩「第34回与一の里市産業文化祭」が5日、県北体育館と美原公園で始まり、多くの家族連れらでにぎわった。6日まで。

 大田原商工会議所をはじめとした実行委員会が主催し、市内73の企業や団体、飲食店がブース出店した。体育館内では企業や文化団体が展示コーナーを設けたほか、小中学生の作品を数多く紹介。体育館前のイベント広場などでは各種演奏会も開かれた。

 会場では「とうがらしフェスタ」も開催され、七味とうがらしやラー油作りを有料で体験できるコーナーが3年ぶりに復活。両方を体験した新富町2丁目、主婦佐藤弘子(さとうひろこ)さん(63)は「久しぶりなので楽しみにしていた。七味は友人に配りたい」と笑顔で話した。

 

ラー油づくりを楽しむ来場者

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