福井県の冬の味覚「越前がに」の漁が11月6日解禁され、初競りでは福井県越前町の越前漁港で最高級ブランド「極(きわみ)」と認定されたかにが、過去最高の310万円で落札された。
居酒屋経営のわらび(福井市)の注文を受けたかねいち水産(越前町)が2.2キロの大物を落札した。わらびの中村敏明社長(47)は「無事に落札できてよかった」と喜んだ。
極は、ゆでた重さが1.3キロ以上、甲羅の幅が14.5センチ以上、爪の幅が3センチ以上の基準をクリアした越前がに。県水産課によると、これまでの最高額は昨年の80万円。