菅前首相も出席 法政大卒業生、宇都宮に集う 流鏑馬で盛り上げ

卒業生約450人の前で披露された流鏑馬の演武

 法政大の卒業生が集まり親睦を深める「第28回法政大学全国卒業生の集い栃木大会」が5日、宇都宮市内のホテルで開かれ、政界や企業など全国から約450人が参加した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催で、本県では初めて。

 同大の広瀬克哉(ひろせかつや)総長や来賓の佐藤栄一(さとうえいいち)市長らが出席したほか、OBの菅義偉(すがよしひで)前首相も駆け付けた。

 記念講演では、パン製造販売のパン・アキモト(那須塩原市)の秋元義彦(あきもとよしひこ)社長が登壇。主力商品のパン缶詰が誕生した経緯や、ウクライナからの避難民に缶詰を送る支援活動について紹介し、「これからも支援を続けていきたい」と強調した。

 このほか日光東照宮の流鏑馬(やぶさめ)神事の演武が披露され、稲葉久雄(いなばひさお)宮司が解説した。射手が的を割るたびに会場からは大きな拍手が沸いた。

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