朝晩ひんやり『きょう立冬』 黄葉したプラタナス揺れる 長崎

黄葉し、日差しを浴びて鮮やかに輝くプラタナス=長崎市、プラタナス広場

 7日は二十四節気の一つ立冬。暦の上では冬の始まりとされる。
 長崎市元船町のプラタナス広場では、黄葉したプラタナスが日差しを浴びて輝き、潮風に揺れる。子どもは茶色くなった落ち葉を拾って遊び、コートを羽織った市民はポケットに手を突っ込んで歩いていた。
 観光客で京都市の短大1年、魚住悠さん(19)は「葉っぱが鮮やかに色づき、見ていて落ち着く。夜は冷えて寒いけど、昼はまだ暑いので洋服を選ぶのに悩む」と季節の移り変わりを感じていた。
 長崎地方気象台によると、6日の本県地方の最低気温は午後5時現在、五島市上大津が12月中旬並みの5.6度など、ほとんどの観測地点で今季最低を記録した。


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