11月7日は二十四節気のひとつ「立冬」です。中区の縮景園ではソテツのこも巻きが行われました。
〝こも巻き〟は冬の訪れを告げる風物詩です。
縮景園では、庭師が園内のソテツ43本にわらで編まれた〝こも〟を巻き付けていきました。
ソテツは南九州など温暖な気候に分布するため寒さに弱い植物です。
そのためこもを幹全体に巻くことで凍傷になり腐ってしまうことを防ぐそうです。
縮景園 小別所 智昭副園長「急に冷え込んできた印象はあります。(こも巻きした)ソテツを観賞していただいて、冬の訪れや季節感を感じていただければと思います」
こもは、暖かくなる来年3月ごろに外されるということです。