圧巻の映像美に酔いしれ…今年オープン、横浜みなとみらいのプラネタリウムに行ってみた

10月27日から上映が始まった「Songs for the Planetarium」のイメージ(コニカミノルタ提供)

 めっきりと寒くなり、日が暮れるのも早くなった。空気が澄んでくると楽しみなのが星空だ。ただ、山に囲まれた記者の故郷・相模原市緑区と違い、ビルがひしめく横浜中心部の夜は明る過ぎる。

 それなら、あそこに行ってみよう。今年3月、みなとみらい21(MM21)地区に誕生した「コニカミノルタプラネタリア YOKOHAMA」。首都圏初の発光ダイオード(LED)ドームシステムを導入したプラネタリウムだ。

 鑑賞したのは、記者が訪れた10月27日から上映が始まった「Songs for the Planetarium(ソングス・フォー・ザ・プラネタリウム)」。あまり下調べせずに足を運んだら、良い意味で予想を裏切られた。

 作品は、ラジオのリスナーから寄せられた星にまつわるエピソードを紹介する形で進む。遠距離恋愛中の切ない思い出、父と娘の物語…。それらを彩るのが、藤井フミヤさんの「Another Orion」、4人組バンド・SEKAI NO OWARIの「スターライトパレード」などの名曲の数々だ。

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