第102回 全国高等学校ラグビーフットボール大会千葉県大会 ついに決勝

第102回 全国高等学校ラグビーフットボール大会千葉県大会 ついに決勝

 9月4日(日)に開幕した「第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会 千葉県大会」。チバテレでは、昨年に引き続き1回戦〜準々決勝(全32試合)をライブ配信しました。

 聖地花園を目指す全34校、25チーム(うち合同5チーム)の高校ラガーの熱き試合の模様をチバテレが全試合カバーした他、ニュースや情報番組でも大会注目校を特集するなど、千葉県のラグビー情報盛りだくさんでお送りしています。

 そして大会は11月5日(土)、準決勝を迎えました。
 その2試合の模様を、下記の通りお伝えします。

第一試合、専修大松戸 vs 東海大浦安(22対7)
開始1分過ぎにスコアは動いたが、非常に引き締まったゲームだった。前半24分には専修大松戸がスコアを重ねた後、東海大浦安もトライ目前まで迫ったが、あと一歩及ばず。後半もお互いに身体を張った良いゲームで、東海大浦安が意地のトライを見せるも、試合を優位に進めた専修大松戸が勝利した。

第二試合 流経大柏 vs 幕張総合(64対5)
終始、優位にボールを動かし続けた流経大柏に軍配が上がった。幕張総合も相手のペナルティやミスから優位な形を作り、1トライを取ったが、流経大柏の速いテンポと堅いディフェンスが光る試合となった。

 この結果、11月13日(日)の決勝は、昨年と同じく下記の高校の対戦となりました。
流経大柏 vs 専修大松戸

 また、千葉東高校ラグビー部OB(ポジション:ウイング・フルバック・1992年卒業)で、日ごろからチバテレの高校ラグビーへの取り組みにご尽力いただいている、医療法人社団 仁悠会 ものいトータルクリニック院長の黄 哲守さんから、高校生ラガーに向けた熱いメッセ-ジを頂戴しましたのでご紹介します!

「皆さんの活躍をいつも拝見させていただき、私も熱い気持ちがこみ上げてきます。私個人の想いとしましては、選手の皆さんには高校卒業後も是非、進学先や社会人チームでラグビーを続け、”生涯スポーツ”としてラグビーを楽しんで頂き、またラグビーの普及に貢献して頂けることを切に願います」

 選手、保護者、指導者、OB、そして多くの関係者が注目する聖地花園出場に向けた戦いは、ついに頂点をかけた最終戦へ!

 さらに、千葉県高体連ラグビー専門部の小幡幸次郎委員長から、準決勝総括と決勝戦展望を頂きました!
「第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会千葉県大会も、いよいよ決勝戦を迎える。3年連続、流経経済大柏対専修大学松戸の対戦が11月13日(日)キックオフを迎える。両チームの準決勝を振り返ると、絶対王者流経大柏高校は今大会登録選手が満遍なく出場し、誰が出てもリュウケイのラグビーができるようにと、王者の風格が漂っている。対する幕張総合高校は、DFが揃った時点でハイプレッシャーをかけ、粘りのDFが目立った。だが、ボールをグラウンド幅大きく動かし、DFの薄い部分を確実に攻め、確実にスコアを重ねた流経大柏高校が危なげなく勝利した。幕張総合は後半16分ゴール前まで攻め込み、FWの連続攻撃でトライをあげ一矢を報いた。専修大学松戸高校は、2年連続準決勝進出の東海大浦安高校と対戦した。お互い攻め込むも反則により波に乗れず、もどかしい展開が続いていたが、相手のミスから一気にゲインラインを突破するなど、少しずつセンマツらしさが見えゴール前に持ち込んだチャンスをものにした専大松戸高校が勝利した。東海大浦安高校も終盤、FWがゴール前でねじ込み一矢を報いた」

「決勝戦は王者流経大柏に対してチャレンジャー専大松戸がクイックテンポのラグビーができるかが、鍵となる。今期は、FWもサイズ、走力と例年以上に仕上がっており、FW戦で互角の戦いができればチャンスがあるだろう。流経大柏は今大会初のスターティングメンバーを揃え、試合に臨むことが予想される。パスの長短を駆使して、相手のDFを揺さぶり、どこからでもアタックを仕掛けるダイナミックなラグビーが見所である。両チームの健闘を期待する」

チバテレ放送日時
決勝
11月13日(日)12:00~13:30[生中継]

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