「総じて成功」/11月6日閉幕の瀬戸内国際芸術祭/香川県の池田知事が評価【香川】【岡山】

11月6日に閉幕した現代アートの祭典・瀬戸内国際芸術祭について、香川県の池田知事は7日、新型コロナウイルス対策などを含めて「総じて成功であった」と評価しました。
瀬戸内国際芸術祭は今年4月14日から春、夏、秋の3会期で、合わせて105日間開かれました。
会場となった香川、岡山の12の島などの多くは医療体制が脆弱だったため、コロナ対策を徹底。来場者に検温などを実施して目印のリストバンドを渡すなど、感染対策のルールを設けて臨みました。
7日の記者会見で香川県の池田知事は「心配されたコロナ対策を含め運営面などで混乱はなく、総じて成功であった」と評価しました。
今後に向けては、国内外でのプロモーションや、県民が島に行く機会を設けるなど人の流れを作り、引き続き島の振興に努めていく考えを述べました。
また、きのう終了した秋会期の来場者数について池田知事は、春、夏同様、前回2019年の6割程度になるとの見通しを示しました。

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