河井夫妻による大規模買収事件 宮本元県議「公民権停止期間適正か争う」 広島

河井克行元法務大臣から現金を受け取ったとして略式命令を受け裁判を申し立てた元県議は、あらためて「5年の公民権停止期間が適正なのか争う」などと

述べました。

元県議の宮本新八被告(63)は2019年の参議院選挙をめぐって河井元大臣から現金あわせて50万円を受け取ったとして公職選挙法違反の罪に問われています。

宮本被告は今年3月罰金25万円、公民権停止5年などの略式命令を受けましたが不服として裁判を申し立てています。

7日の被告人質問で宮本被告は「河井先生から過去にも4~5回程度陣中見舞いなどをもらっていたので通常のことだと思ったと思う」などと述べました。

宮本被告「この先選挙に出るとか出ないとかいう問題ではなく、やはり(公民権停止の)5年が適正なんだろうか」

裁判は来月20日に結審し、来年1月20日に判決が言い渡される予定です。

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